アロマセルフケア

生理前のイライラ・眠気・情緒不安定などのPMS(月経前症候群)でお困りの方へ

こんにちは、香っちゃって委員会のかねじゅん(@kaocchatte_iin)です。

生理前のイライラや情緒不安定な状態に悩んでいます。何か良い方法を教えてほしいです。

今回のブログでは、上記のようなお悩みを持つ方におすすめの精油をご紹介します。

この記事を読んで分かること
・PMS(月経前症候群)におすすめの精油3選
・PMS(月経前症候群)になる原因
・PMS(月経前症候群)の症状

PMSの症状に悩まされていても、我慢したり横になって休んでいる方々が多いというのが現状なので、PMSに悩まされてるいる方は、ぜひ最後までご覧ください。

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PMS(月経前症候群)におすすめの精油3選

クラリセージの基本情報・特徴

英名 Clary Sage
学名Salvia sclarea(サルウィア・スクラレア)
科名シソ科
種類二年草
産地フランス、ロシア、モロッコ、ブルガリア
部位花と葉
抽出水蒸気蒸留法
主成分酢酸リナリル(エステル類)
リナロール(モノテルペンアルコール類)
ゲルマクレンD(セスキテルペン炭化水素類)
スクラレオール(ジテルペンアルコール類)
酢酸ゲラニル(エステル類)
ミルセン(モノテルペン炭化水素類)
酢酸ネリル(エステル類)
※産地によって成分量が異なります。
精油の特性
(特に特徴的なもの)
神経系(鎮静)・内分泌系(女性ホルモン)
心への働き・不安やストレス、緊張などをほぐし、幸せな気持ちにしてくれます。
・酢酸リナリルの合有率が非常に高いため、神経バランスを整え、精神的・神経的な疲労を和らげてくれます。
・特徴成分のスクラレオールはPMSや更年期障害で不安定になった心を落ち着かせます。
体への働き・エストロゲン様作用により、生理不順、不妊症、更年期に効果を発揮します。
・鎮静、鎮痛効果もあるため、生理痛、肩こりなどの痛みを和らげたり、凝り固まった筋肉を緩めます。
肌への働き脂性肌や脂っぽい頭皮、フケをコントロールします。
注意・禁忌・エストロゲン様作用があるため、妊産婦、授乳中の方は使用を避けてください。
・鎮静作用が強いため、低血圧の方は注意が必要です。
・アルコールの効果を高めるため、クラリセージ使用後は飲酒を控えてください。

ゼラニウムの基本情報・特徴

英名Geranium
学名Pelargonium graveolens(ペラルゴニウム・グラウェオレンス)
Pelargonium odoratissimum(ペラルゴニウム・オドラティッシムム)
科名フウロソウ科
種類多年草
産地エジプト、レユニオン島、モロッコ、アルジェリア、中国
部位
抽出水蒸気蒸留法
主成分シトロネロール(モノテルペンアルコール類)
ゲラニオール(モノテルペンアルコール類)
リナロール(モノテルペンアルコール類)
蟻酸シトロネリル(エステル類)
イソメントン(ケトン類)
※産地によって成分量が異なります。
精油の特性
(特に特徴的なもの)
神経系(バランス)・皮膚系(抗菌)
心への働き・神経系に対して鎮静と高揚の両方の働きを持っているので、不安、ストレス、過緊張、落ち込みなどを和らげてくれます。神経のバランスを調整してくれる非常に便利な精油です。
体への働き・女性ホルモン、副腎皮質ホルモンなどのホルモンバランスを整える働きがあるため、ホルモンバランスの乱れからくる不調に役立ちます。
・PMS、更年期障害の症状を緩和してくれます。
・リンパ系を刺激し、体液の滞留によるむくみやセルライトの改善を期待できます。
肌への働き・皮脂バランス調整作用があるため、乾燥肌、脂性肌、混合肌、いずれの肌質にもスキンケアとして使用できます。ただし、敏感肌の方は少量から使うようにしてください。
注意・禁忌・敏感肌を刺激する可能性があるため注意が必要です。
・ホルモンバランスを調整するため妊娠中の使用は避けましょう。

ラベンダーの基本情報・特徴

なぜPMSが起こるの?

色々な説があるため「これが原因です!」と言い切れないのが現状です。

ビタミンやミネラル不足の説があったり、几帳面な性格やつらくても我慢しやすい傾向にあるなどの性格にまつわる説があったり、セロトニン減少による説があったり、色々とあります。

ただ、排卵後の黄体期にPMSになるため、黄体期に分泌されるプロゲステロンなどのホルモンバランスが影響していると考えられています。

このホルモンバランスの乱れがPMSのトリガーとなりますが、実際にPMSになるかどうかは、その人それぞれの環境やストレス、生活、食生活などによります

環境の変化が引き起こすストレス

就職、転職、結婚、離婚、同居など、環境の変化が起きた時や、常に緊張している状態のときは症状が重くなると言われています。

性格

普段から几帳面だったり、ずっと悩んでしまったり、細かいことが気になったり、つらくても我慢してしまう性格の方は、症状を強く感じる傾向があるようです。

食生活

ビタミン、ミネラル不足が原因で症状が強くなります。また、コーヒーや紅茶などのカフェインが入っている飲料を習慣的に摂っていたり、日常的に飲酒・喫煙したり、甘い食品や飲料の摂取をする方も症状が出やすくなります。

PMSの症状

身体の症状
  1. 下腹部の痛み・張り
  2. 腰痛
  3. 食欲が増す
  4. 食欲が無くなる
  5. 下痢
  6. 便秘
  7. 食物の好みの変化
  8. 乳房が痛い
  9. 乳房が張る
  10. 頭痛
  11. 頭が重い
  12. 肩こり
  13. めまい
  14. 手足の冷え
  15. むくみ
  16. 喉が乾く
  17. にきびができやすい
  18. 肌荒れ
  19. 化粧のノリが悪い
  20. 疲れやすい
  21. 眠くなる
  22. おりものが増える
  23. 体がスムーズに動かない
  24. アレルギー症状(鼻や目)
心の症状
  1. イライラする
  2. 怒りやすい
  3. 攻撃的になる
  4. 無気力
  5. 憂うつ
  6. 自分をつまらない人間だと思う
  7. 弱気になる
  8. 涙もろい
  9. 不安が高まる
  10. 気分が高揚する
  11. 気分が集中できない
  12. 気分を抑制できない
  13. 能率が低下する
  14. 性欲が高まる
  15. 性欲が低下する
その他の症状
  1. いつも通りの仕事ができない
  2. 整理整頓したくなる
  3. 自分の健康管理ができない
  4. 物事が面倒くさくなる
  5. 女性であることがいやになる
  6. 月経がいやになる
  7. 他人と口論する
  8. 家にひきこもる
  9. 誰も理解したり支えてくれないと思う
  10. 一人で居たい
  11. 家族や友人の暴言
  12. 人づきあいが悪くなる

これもPMSの症状なの?というものがあるかもしれません。

ちなみに私は「下腹部の痛み・張り」「腰痛」「頭痛」「手足の冷え」「むくみ」「にきびができやすい」「眠くなる」「イライラする」「怒りやすい」「無気力」「弱気になる」「物事が面倒くさくなる」「一人で居たい」が当てはまります。

・・・結構当てはまってますね。笑

今はアロマを日常に取り入れて、なおかつ食生活にも気を遣い始め、自分の性格と向き合い始めてから、PMSの症状がだいぶ緩和されてきて、今では「下腹部の痛み・張り」「腰痛」くらいになりました。

精油を使ったPMS撃退法(私が実際に試してみて良かったこと)

症状撃退法
下腹部の痛み・張り
腰痛
・鎮痛作用、ホルモンバランス調整作用等、PMSにもってこいの「ラベンダー」「クラリセージ」「ゼラニウム」でトリートメントオイルを作って、10〜15分ほど腹部&腰回りをトリートメントしています。
・浴槽に精油をいれて、全身浴もオススメです。
頭痛・鎮痛作用のある「ペパーミント」を使って芳香浴を行なっています。
手足の冷え・血液循環促進作用のある「スイートオレンジ」でトリートメントオイルを作って、腹部を20分ほどトリートメントしています。
・浴槽に精油をいれて、全身浴、半身浴、手浴、足浴もオススメです。
むくみ・鬱滞除去作用(滞った血液やリンパ液などを流してくれる作用です)のある「ゼラニウム」や「マジョラムスイート」でトリートメントオイルを作って、下半身を30分ほどトリートメントしています。
にきびができやすい・ニキビケアに役立つ「ティートリー」と「ラベンダー」をブレンドしてオイルを作って、朝と夜ににきびに塗っています。
眠くなる・活性、覚醒作用のある「ローズマリー・カンファー」と「グレープフルーツ」をブレンドして芳香浴を行なっています。
イライラする
怒りやすい
・イライラ、怒り、フラストレーション緩和作用のある「イランイラン」を使って芳香浴を行なっています。
※自分の好きな香りでホッと一息つくことが、一番良いと思います☆なので私もイランイランではなく、自分の一番好きな香りを嗅ぐこともあります。
無気力
弱気になる
物事が面倒くさくなる
・交感神経刺激作用のある「グレープフルーツ」と強壮作用のある「ティートリー」をブレンドして芳香浴を行なっています。ティートリーは柑橘系との相性が抜群です◎
一人で居たい・なるべく一人でのんびりできる時間を作ります。笑
・好きな香りを嗅いだり好きなことをしてリラックスします。

ストレス、普段の生活、食生活などもPMSを引き起こす要因となっているので、精油の活用だけではなく、普段からストレスを引き起こすような自分の性格と向き合ったり、生活面などにも気を付けています。

性格面

もともと普段から几帳面で、何でもキッチリやらないと気が済まず、とにかく頑張ってしまって、辛くても我慢しがちで、細かいことに気付いてしまうため色々気になってしまう・・・そんな性格のおかげで常に気が張って交感神経が常にON状態だったので、そんな性格の逆を意識するよう心がけています。
「まぁ、いっか」と、考えれるようになってからはたいていのことは気にならなくなったので気を張っている時間が大幅に減って(多分正常に戻った?)自律神経が安定してきたように思います☆

生活面

カフェインをなるべく摂らないように心がけています。カフェインは体を冷やしてしまうのでコーヒーはデカフェを飲み、ハーブティーなどを飲むようにしています。(ちなみにカフェイン取りすぎて頭痛がしたり、指先が震えることがありました^^;)
色々と試しているのでオススメのデカフェコーヒーやハーブティーはまた別の記事でご紹介させていただければと思います☆

その他にも、足りない栄養素はサプリで補うようにしたり、砂糖は血糖値をあげないものに切り替えたり、お菓子は添加物がなるべく入っていないものにしたり、入浴の際はお湯につかる回数を増やし、夜ふかしはしないようにして、土日もなるべく平日と同じ時間に起きて、アルコールを飲む量を減らし、ストレッチや筋トレをして適度な運動をするようにしています。

無理をしてすべて変えようとするとかえってそれがストレスに繋がってしまうので、出来ることから少しずつ身体に良いことをしてあげるのが良いなぁと感じています。

その他の有用な精油

  • ベルガモット
  • カモミール・ローマン
  • フェンネル・スイート
  • ネロリ
  • ジュニパー
  • ローズ
  • ローズマリー
  • イランイラン など

アロマセラピーの利用方法

芳香浴法沐浴法トリートメント法 がオススメです。

症状が起こる前から試してみてください。

また、アロマセラピーの詳しい利用方法については、下記の投稿にまとめておりますのでぜひご覧ください。

本サイトに掲載された内容は、病気の原因を診断したり診察するものではありません。もし症状が継続する場合は、医師に必ず相談していただきますようお願い致します。また提供する情報には個人の感想も入っているため、すべての方に同じ効果を保証するものではありませんのでご注意ください。

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