こんにちは、香っちゃって委員会のかねじゅん(@kaocchatte_iin)です。

急な頭痛(片頭痛)に困っています。何か良いセルフケア方法を教えてください。
今回のブログでは、上記のようなお悩みを持つ方におすすめの精油をご紹介します。
この記事を読んで分かること
・頭痛(片頭痛)に役立つセルフケア
・片頭痛が起こるしくみ
・肩こりからくる頭痛に役立つセルフケア
頭痛に悩まされてるいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
ペパーミントの基本情報・特徴

英名 | Peppermint |
学名 | Mentha piperita(メンタ・ピペリタ) |
科名 | シソ科 |
種類 | 多年草 |
産地 | アメリカ、イギリス、オーストラリア、イタリア |
部位 | 葉 |
抽出 | 水蒸気蒸留法 |
主成分 | l-メントール(モノテルペンアルコール類) l-メントン(ケトン類) メントフラン(その他) 1,8-シネオール(オキサイド類) 酢酸メンチル(エステル類) ネオメントール(モノテルペンアルコール類) リモネン(モノテルペン炭化水素類) |
精油の特性 (特に特徴的なもの) | 神経系(鎮静・覚醒)・筋肉系(弛緩) |
心への働き | 眠気、気分の悪さを改善。頭をスッキリさせたい時に役立ちます。 クールダウンしたい時にもオススメです。 |
体への働き | 頭痛、肩こり、筋肉痛、神経痛、打撲、捻挫など身体の痛みの緩和に役立ちます。 また花粉症予防、鼻詰まりなどの呼吸器系の不調にも役立ちます。 |
肌への働き | 体臭予防、フィットスプレーなどに役立ちます。防虫作用も期待できます。 |
注意・禁忌 | 刺激が強く、目の粘膜や敏感な肌を刺激してしまう可能性があるので使用には注意が必要です。また、ケトン類合有のため高血圧の方、乳幼児、妊産婦、授乳中の女性、てんかんの方は使用を避けていただければと思います。 |

暑い季節に香りたくなるような、清涼感のあるクリアで爽やかな香りが特徴で、清涼感のある甘い香りも持っています。
医薬品として筋肉痛の緩和や胃腸の消化促進などに使われたり、オーラルケア製品に使われたり、日常生活の中に身近に感じられる香りです。
主要成分の【l-メントール】には痛みを和らげる[鎮痛作用]や、血管を収縮させる(=交感神経を優位にさせる)[中枢神経系覚醒作用]があるため、片頭痛の緩和に役立ちます。
片頭痛のしくみとは?

・ストレス
・疲れ
・睡眠不足
・ホルモンバランスの乱れ
など、何らかのきっかけによって血管が拡張することで片頭痛が起きます。
そんな時は血管を収縮させれば良いので、ペパーミントのように血管を収縮させる(=交感神経を優位にさせる)働きのある精油を利用してみてください。
(例)ローズマリー、グレープフルーツ、ユーカリグロブルス、バジルなど
また、片頭痛が起きる前にストレスを取り除いたり、十分な睡眠をとってリラックスすることがとても大切です。
ストレスの仕組みについて、ストレス緩和については、下記の記事でご紹介させていただいたので、もしよろしければご覧ください。
肩こりから来る頭痛はどうすれば?
A:筋肉を緩めて、血流を良くするのが◎
筋肉が凝り固まって緊張している & 血流が悪くなっていることが原因と言われているので、鎮痛作用のある精油のほかに、筋肉を緩めてくれる精油(ローズマリーなど)と、副交感神経を優位にして血管を拡張し、血流を促す働きがある精油(ラベンダー・マジョラムスイートなど)を使用してみてください☆
この場合は、トリートメント法 がおすすめです。
上半身を40分程度、優しくトリートメントしてみてください^^
私も愛用しております
私は片頭痛持ちなのですが、ペパーミントで芳香浴をすると瞬時に頭痛が緩和されます。
最初に体験したときはいつのまにか緩和されていて驚きました。私自身、ペパーミントは好きな香りなので、私の身体に特に合っていたのかもしれません。
胃腸の調子が悪くて気持ち悪いときはペパーミントとレモンをブレンドして芳香浴。
昼間の眠気覚ましにはペパーミントとグレープフルーツとユーカリグロブルスをブレンドして芳香浴。
何かと万能で、お世話になっています^^
ただ、どんなに素晴らしい薬理作用があっても、嫌いな香りであればかえってストレスが溜まってしまうので逆効果になることもあります。
薬理作用にとらわれず、自分が好きだと感じる香りを取り入れていただければと思います。
実際にどうやって精油を利用すればいいの?
芳香浴法 がオススメです。
アロマセラピーの方法については、下記の投稿にまとめておりますのでぜひご覧ください。