アロマアロマ基本の「き」

精油の正しい使い方と注意点を解説【精油の魅力を最大限に引き出す方法】

こんにちは、香っちゃって委員会のかねじゅん(@kaocchatte_iin)です。

精油は取り扱いに気を付けた方が良いと聞きました。正しいアロマセラピーのやり方と、注意点などを教えてほしいです。

今回のブログでは、上記のようなお声に答えていきたいと思います。

この記事を読んで分かること
・アロマセラピーの正しいやり方
・精油の効果的な使い方
・精油を取り扱う際の注意点

精油の滴数目安は、1滴が0.05mlのドロッパー瓶を使用した場合の滴数です。

滴数目安を記載しておりますが、香りの感じ方には個人差があるため、年齢や体調、お部屋の広さや香りの強さなどをご配慮いただき、香りを楽しんでいただければと思います。

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芳香浴法(嗅ぐ)

香りを楽しむ代表的な方法です。
空間に香りを拡散させて手軽に香りを楽しむことができます。

ティッシュペーパー / ハンカチ / コットン

ティッシュペーパーやハンカチ、コットンに精油を落として香りを楽しむ方法です。手軽に楽しめますが、拡散範囲は狭いので、デスク周りにオススメです。

精油の滴数目安:1〜2滴

ディフューザー

アロマ専用のディフューザー(芳香拡散器)を使って香りを楽しむ方法です。拡散範囲が広いので、お部屋全体に拡散させたい時などにオススメです。

精油の滴数目安:1〜5滴

  • 同じ香りで長時間芳香浴を行なうと、香りを感じにくくなったり、吐き気や頭痛を引き起こすこともあります。30分〜1時間に1回程度の換気を行なってください。
  • ハンカチを使用する場合は、シミになる場合がありますのでご注意ください。
  • 精油は燃えやすい性質があるため、キャンドル式ディフューザーを使用する場合は、火の取り扱いに十分ご注意ください。

沐浴法(浸かる)

入浴時に精油を浴槽などに入れて浸かる方法です。入浴によって得られる温熱効果+精油で相乗効果が期待できます◎

全身浴法

天然塩(大さじ2)や、植物油(10ml)などに精油を希釈して、浴槽に入れて全身浸かる方法です。

精油の滴数目安:1〜5滴

リラックスしたい時は、38度前後のぬるめのお湯に15分程度入ることをオススメします。

リラックス作用のある精油を使用することで、副交感神経が優位になりやすく、心地よい眠りへと導きます。

リラックス作用のある精油例
ラベンダー、マジョラムスイート、スイートオレンジ、ベルガモットなど

すっきりリフレッシュしたい時は、42度前後の熱めのお湯に5〜10分程度入ることをオススメします。

リフレッシュ作用のある精油を使用することで、交感神経が優位になりやすく、心身ともに活性し、やる気が出てきます。

▼リフレッシュ作用のある精油例
ローズマリー、ペパーミント、ユーカリ・グロブルスなど

  • 1歳以下の赤ちゃんには精油を使わないようにしましょう。
  • 幼児は1滴、5歳以下は3滴まで、6〜10歳までは4滴・11歳〜5滴が目安となります。
  • 高齢者や敏感肌の方は滴数を控えめに行いましょう。
  • 刺激を感じたら、すぐに洗い流しましょう。

半身浴法

心臓の下まで浸かる方法で、心臓への負担が少なく、長時間浸かれるため、全身をじっくりと温め血行をよくし、冷え性の改善を期待できます。
お湯の温度は、ぬるめ(38度前後くらい)を目安に、30〜40分ほど浸かります。

精油の滴数目安:1〜3滴

冷えを感じる場合は、肩に乾いたタオルをかけて浸かると良いでしょう。

手浴法

肩や腕などの血流を促すことで、肩こりや頭痛などのケアに役立てる方法です。15分ほど40度〜45度くらいのお湯に手首まで浸かります。

精油の滴数目安:1〜3滴

足浴法

足浴は足だけでなく全身の血行を促進し、老廃物を排出しやすくしてくれるので、むくみや便秘の改善に役立ちます。15分ほど40度〜45度くらいのお湯に足首まで浸かります。

精油の滴数目安:1〜3滴

  • お湯が冷めやすいため、つぎ足し用のお湯を用意しておくのが◎
  • お湯をつぎ足す時はやけどする危険性があるため、一度足を出してからつぎ足すようにしましょう。

吸入法(吸い込む)

精油の成分を直接または蒸気と共に鼻や口から吸い込んで、呼吸器系の不調を緩和する方法です。

呼吸器系の不調(のどの不調や鼻詰まりなど)に役立つ精油は、ユーカリ・グロブルス、ペパーミント、フランキンセンス、サンダルウッドなどです。

ユーカリ・グロブルスやペパーミントは刺激が強く、覚醒の働きもあるため、夜のケアにはフランキンセンスやサンダルウッドがオススメです^^

ティッシュペーパー / ハンカチ / コットン

ティッシュペーパーやハンカチ、コットンに精油を落として鼻や口から吸い込みます。15分ほど行なうのが◎

精油の滴数目安:1〜2滴

蒸気吸入法

洗面器やマグカップに熱いお湯を入れ、精油を落として鼻や口から蒸気を吸い込みます。1分間ほど行うのが◎

精油の滴数目安:1〜3滴

  • 粘膜刺激の可能性があるため、必ず目を閉じて行いましょう。
  • 咳が出る時や喘息の場合は、蒸気吸入は避けましょう。

湿布法(貼る・あてる)

冷たい水または熱いお湯をはった洗面器の中に精油を入れ、タオルを入れて浸し、絞ってから患部に当てる方法です。

冷湿布法

急性トラブルに役立つ方法です。冷たい水で行ない、冷たく感じなくなった頃を目安に取り外します。

精油の滴数目安:1〜3滴

鎮痛作用や抗炎症作用のある精油は、ペパーミント、ローズマリー、ユーカリ・グロブルスなどです。

例えば、ぎっくり腰も炎症を起こしている可能性があるため、鎮痛・抗炎症作用のあるこういった精油を使ってみてください。

温湿布法

慢性トラブルに役立つ方法です。熱いお湯で行ない、温かく感じなくなった頃を目安に取り外します。温度が下がらないようにタオルの上からラップをのせるのもおすすめです◎

精油の滴数目安:1〜3滴

肩こり、頭痛、月経痛などには、ラベンダー、マジョラムスイート、カモミール・ローマンなどの精油がオススメです。

  • 温湿布の場合は、やけどに注意しましょう。

トリートメント法(塗る)

精油を植物油に希釈したトリートメントオイルを使用して、身体や顔に塗る方法です。リラクセーション作用はもちろんのこと、トリートメントによる血行促進により筋肉の緊張を和らげたり、肌の保湿にも役立ちます。

精油の濃度目安
身体の場合:0.5%〜2%
顔の場合 :0.5%以下

  • 体調に合わせて行ないましょう。
  • 敏感肌の方は控えめの濃度で、また、不安な場合はスキンチェックを行ないましょう。
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